という浅草一日ツアーを4月30日に行いました。
場所は、都内屈指の庶民派寄席、浅草演芸ホール。
当日は13時にホール入り口に集まり、団体料金にて入場(10名以上)。
けっこう前に予約していたのですが、連休中だからなのか、
団体客は2階と決まっているのか、子供がいるからなのかわかりませんが2階席へ案内されました。
ちょっと高座まで遠いなあとは思いましたが、2階には、子供ルームのような履物をぬいで座れるスペースがあり、結果的には落ち着いて見られたのでよかった。
さて、高座のほうは、
桂米丸師匠の後に仲入り(休憩タイム)があり、
いよいよ、我らが三遊亭遊雀師匠の登場。
私たち=TOKYO落語<通>入門の関係者がいることを意識したのかしないのか、
ふだんは小咄、漫談になりがちな定席なのに、
「悋気の独楽」を賑やかに演じてくれたのでした。
ややオーバーなアクションに会場、子供も大受け(子供は翌朝も、
独楽をまわす真似をして大笑い)、楽しい15分間でした。
つづく、Wモアモアの漫才は熟練の話術が冴え、
瀧川鯉昇師匠の「粗忽の釘」は、久しぶりに、じっくり聴いてみたい!
と思わせてくれるもの(鯉昇師匠のニカっと笑う顔をまた見たい)。
トリは、春風亭小柳枝の「抜け雀」をたっぷり。
定席は、ゆるい時間をどれだけ楽しめるか
試されているような気もしてくるのですが、
トリに向かって、少しずつ高まっていく高揚感が心地いいですね。
途中、居眠りしてもいい、席を立ってビールを買いに行ってもいい、
館外に出てもまた戻って来られる(団体名を言えばいいそうです)。
なんて自由なんでしょう!
さて、落語鑑賞の後は、
TOKYO落語<通>入門のお客様で、浅草通のナカムラさんおすすめの
「おか田」で一杯。焼き鳥をつまみながら、ビールやサワーを軽く。
店の外にテーブルを出して飲むのにちょうどいい気候です。
小一時間ほどして、本日のもう一つのメイン、田原町「龍圓」へ。
この店は、5、6年ほど前からたまに利用しているのですが、
コースが絶品の日と、ふつうにおいしい日があるのでした。
この日は、運よく絶品の日に当り、
おいしい紹興酒をぐびぐび、次々出てくる創作中華に舌鼓を打って
お開きとなりました。
次回は、年末の池袋演芸場ツアーを予定しています。
ディープな落語の世界を楽しめるよう、
TOKYO落語<通>入門を隔月で開催しますので、
皆様のお越しをお待ちしています。
(H)
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