「食べたい!」とのお声に応えてご用意しました。
鍋のフタをとった瞬間にふわっと立ち上がる秋刀魚の香り、
青光りする凛々しい姿、醤油と混じり合った絶妙な味が五感を刺激。
日本酒をかけて“酒茶漬け”にすると、これがまたイケル。
今夜もスヌ子が、ささっと作るおばんざい、いろいろ。
・生茄子の塩麹豆腐添え
・茄子味噌
・梨と長芋のマッシュ
・茸と春雨の旨煮
・セロリ酢ばす
「もはや、つまみじゃないよね(笑)。立派なお料理」という、
うれしいお言葉を頂戴しました。それならと・・・
「もはや、つまみじゃないよね(笑)。立派なお料理」という、
うれしいお言葉を頂戴しました。それならと・・・
・焼き鯖リエット
・レモンオリーブ、生ハム、パイナップルの黒胡椒がけ
さらに二品も召し上がっていただき、「パイナップルと胡椒が、腰の強い日本酒に合う!」という驚きの声にニンマリ。
フレッシュな果物とスパイスは、お酒になれた口をリフレッシュさせ、
新たなうまみを引き出してくれるのです。いわば口中カクテル状態!?
合わせた日本酒は、今回は季節がら「搾りたて生酒」メインに。
・ フレッシュな旨口・埼玉の純米搾りたて生酒「神亀」
・ 和歌山の季節限定・純米無濾過搾りたて生酒「黒牛」
・ 常温〜ぬる燗で飲みたい灘の本醸造「白鷹」
冷えたビール、スパークリングワインもたっぷりあるので、お好みで。
ほろ酔い気分、お腹も満たされたところで、
三遊亭遊雀師匠の登場です。
「待ってました!」(心の中で)
軽妙なまくらで会場はさらに温まり、「三方一両損」へ。
暴走する江戸っ子気質の応酬で展開する噺は、くすぐりも多くヒートアップ。
落語を今夜初めて聴くというお客様からは、
「ひたすら感動しています」
「もっと落語を聴きたくなりました」というありがたい言葉を頂戴しました。
落語のあとの懇親会は、おいしい日本酒の海にどっぷり・・・。
ご自身も六本木のお店で落語会「ザ・演芸ホール・ゆにおん」を主催されている
S田さんから差し入れていただいたのは、さすがのランナップ。
・佐賀の注目株・雄町のひやおろし純米七割五分磨き「七田」
・宮城のお酒・若い杜氏が醸すひやおろし純米吟醸「山和」
・広島西条のひやおろし吟醸原酒「賀茂鶴 楽月」
ご近所のK上さんからは、日本酒通がうなる山口の純米吟醸無濾過「雁木」。
初落語のN田さんからは、さりげなく贅沢な3年熟成の
純米吟醸「神亀 ひこ孫 小鳥のさえずり」。
そして、キウイ寄席の燗番、K岡さんからは、
なんと19年ものの純米吟醸「神亀 大古酒」。
「1994年は就職した頃かねえ」なんて話をしながら。
さらに、昨日まで会津だった遊雀師匠からも地元の吟醸「良志久」を2本。
こんなに飲めない…、という心配は杞憂に終わり、
常温から、ぬる燗、熱燗まで、温度によって変わる味の変化を楽しみながら、
余裕を持っての山頂制覇。
9月は休みなしの遊雀師匠も、いい調子。
最後は、いつも通りの三本締め。
パパパン、パパパン、パパパンパン!
パパパン、パパパン、パパパンパン!
はい、もういっちょ!
パパパン、パパパン、パパパンパン!
どうもありがとうございました〜。
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