本を片手に |
トマトの水煮をぐつぐつ煮る。夜中、急に料理をしたくなったとき。休日の昼下がり。お酒を飲みながら、本を読みながらだってできちゃいます。
1時間煮ても見た目そんなに変わらないが・・・ |
1時間煮ても、炒め玉ねぎのような劇的なビジュアルの変化はなし。少し水分が減ったかな、色が濃くなったかなという程度。でも、香りが違うのです。ハチミツを入れたような濃厚な甘い香りがしてくる。これでベースは完成。お好みでハーブ、野菜、スパイス、塩、胡椒を加えて適当に煮て、あとはパスタにかけるだけ。
シンプル! |
まんまですが、これがおいしい。イタリアのマンマが作ったらこんな感じなのかと思ったら、トスカーナの田舎街モンテフィラッレの食堂で同じようなものが供されている。この地域ではトマトソースのことを「ポマローラ」と呼ぶそうです。イタリアンでは「ポモドーロ」という名をメニューで見かけます。
古澤千恵著『とっておきのフィレンツェ/トスカーナ』 |
ポマローラ、日本の食に例えるなら、おかかと醤油をかけて食べる「ぶっかけうどん」みたいなものでしょうか(釜玉はカルボナーラ!)。いずれにしても、トマトの水煮は1時間くらい煮ると劇的においしくなる。これは本当です。小分けにして冷凍しておけば、いつでもおいしいトマトソースがすぐに食べられますね。
(H)
Happiness is always delicious!
ギャラリーキッチンKIWI
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