2014年2月26日水曜日

こんど、文庫が出ます

帯にちょっとした仕掛けが
『クマにあったらどうするか アイヌ民族最後の狩人 姉崎等 』(ちくま文庫)
著者は、姉崎 等さんと片山 龍峯さん。全体の構成と文庫あとがきを、
畠山(H)が担当しました。文庫の編集は、筑摩書房の高橋淳一さん。
装丁イラストレーションは、植木ななせさんが担当。
高橋さんと植木さんの尽力により、多くの人に手に取ってもらえるデザインと
お求めやすい定価(800円台)になりました。

『熊を殺すと雨が降る』(ちくま文庫)の著者でもある
作家の遠藤ケイさんには解説をご寄稿いただきました。
ご自身のクマ遭遇体験を踏まえた文章は読み応え十分ですし、
本書の読みどころを的確に押さえてくださいました。

姉崎さんの長女である渡部さゆりさんには、
昨年10月に大往生をとげられたお父様について、
単行本を刊行したあと、どのような暮らしぶりだったのか、
また「父」としての姉崎さんはどういう人だったのかを教えていただきました。

「大きなクマだって、歯が駄目になると死に至ることもある。
 だから歯は大切にしろ」

小さい頃からよく言われていたそうです。

片山さんの奥様である片山江さんには、
貴重なクマの写真を頼んだ翌日には探して送っていただいたり、
文庫化の話が出てからずっと快く対応してくださったお陰で、
心健やかに仕事を進めることができました。

この場を借りて、文庫の刊行に際してお世話になった皆さまに
お礼申し上げます。

Amazonでも予約がはじまったようなので、
単行本で読んでない方は、このチャンスにぜひ。

(H)

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ギャラリーキッチンKIWI

2014年2月14日金曜日

【ルポ】スヌ子お料理レッスン・おもてなしコース(2014年冬)

鴨の脂で焼くとうまい!
怒濤の食ブログ「お食事」さんの、スヌ子お料理レッスンルポ。
2月は「江戸前イタリアン」、ちょっと前になりますが昨年12月は「大人のカジュアルクリスマス」。いつも通り、潔い筆致で読ませます。

牡蠣ときのこにマスカルポーネとパセリ
スヌ子お料理レッスンのリクエスト講座の参加者受付中です。
3月16日(日)、25日(水)の11時〜15時。
これまで好評を博したとっておきメニューを、スヌ子が直接レッスンいたします。
12名様限定の少人数制。お申し込みはホームページからどうぞ


(H)

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2014年2月13日木曜日

おすすめイベント:3月の科学バー

なんてビューティフル!
シンガポールの大竹英洋さんから美しい画像が届きました。3月19日(水)開催予定の科学バー・ネイチャー編vol.5のためのものです。北米ノースウッズの四季をたどりながら、季節ごとに出会った野生動物たちのエピソードをスライドとトークで紹介してもらいます。見所、聞き所はたくさんありますが、オオヤマネコ、ホッキョクグマは特におすすめ。海藻を食べるシロクマにちなんだ海藻サラダ、おなじみワイルドライスで作った一品もご用意します。どうぞお楽しみに。

チンパンジーも高齢化
3月14日(金)開催予定の科学バー・サル編vol.6のテーマは「エイジング」。歳を重ねることは気になるけれど、誰もが初体験ですから、どうしたものかとお悩みではありませんか。目の前の人のことばかり見ていてはわからないことが、隣人であるチンパンジーと比べると「あ!」と思うことがあるかもしれません。最近わかりはじめたチンパンジーの高齢化問題を例に、ギニアに通い続けている霊長類学者の山越 言さんと、いろいろ思うところを一緒に話しませんか。

満員御礼
ほぼ隔月ペースで開催している、科学バー・海編vol.13の次回は、3月28日(金)開催予定。いつも満員御礼の理由は、ゲストの後藤忠徳さんのトークに寄るところが大きいでしょう。なかなかご専門の分野の話まで到達しないほど、参加者からの質問が相次ぐライブ感たっぷりのひと時です。断層の正体に迫る次回は、こんどこそ専門の話をという強い意志が感じられます。意外に身近な『地底の科学(ベレ出版)の話を飲みながらどうぞ。


(H)

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2014年2月7日金曜日

【大雪予報に関連して】スヌ子お料理レッスン

今週末の東京は大雪の予報です。

「東京地方では、8日から9日にかけて雪が断続的に降り続く見込み。
2013年1月14日に匹敵するような大雪となる恐れがあり、
大雪による交通障害や路面の凍結に警戒が必要だ」(日本気象協会)とのこと。
でも、昨年1月14日の大雪と同じ気圧配置なので、ホントに降っちゃうよね、
という予報が出ていた昨年2月5日はほとんど雪が降らなかった。
残念ながら当てになりません。

KIWIでは、空を見ながら、明朝9時までに、
スヌ子お料理レッスン・土曜日おもてなしクラスの開催 or 中止を判断いたします。
☆中止の場合のみ、受講生の皆さまにメールでお知らせいたします☆

当スタジオ周辺は、都心のため雪は積もりにくい傾向があります。
また、東京メトロ三越前駅、JR新日本橋駅の地下道の
地上出口5番まで地下を歩かれますと、
ハナマサの向いの交差点で地上に出ます。
ここまで来たら、
スタジオまでは残すところ100メートルほど。
悪天候の日には便利です。ぜひご利用ください。


(H)

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2014年2月5日水曜日

りんご味のおっぱいちゃん

キッチュな佇まい
おっぱいちゃん

リンゴ入りの白餡をミルク味の練り切りで包んだ和菓子。

市ヶ谷の駅から歩いて打ち合わせの約束をした会社へ。
思ったよりも早く着いたので、坂の途中にある建物の前を通り過ぎて歩き続けることに。
坂の上には、聞いたことのある会社があって、ああここなんだ、
なんて思いながらその建物の前も通り過ぎると、
その先には商店街が続いていたのでした。

新参のフレンチや話題の国産ワイン専門店もありつつ、全体的に昭和の香り。
その商店街にある、張り紙の目立つ小さな和菓子屋の前を通り過ぎたときに
目に飛び込んだのが、この「おっぱいちゃん」(商品名です)
まさか!? と思い、店内をのぞくと、
お店の方が明るい笑顔で「季節限定なんですよ」。

じゃあ、と手土産にしたのだけれど、
あり、だったのだろうか。


船橋屋:東京都新宿区納戸町15

(H)

 
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2014年1月28日火曜日

【ルポ】科学バー 海編 vol.12「続・地震と噴火の予知はどう違う? 知識ゼロから学ぶ“地底のふしぎ”」

バーカウンターの上のロウソク
「この宇宙をまんべんなく支配するもろもろの法則のうちで、ロウソクが見せてくれる現象にかかわりをもたないものは、一つもないといってよいくらいです」と、一本のロウソクを前に語ったのは、科学者ファラデー。1861年、ロンドン王立研究所主催のクリスマス講話でのことでした。さあ、いったい今夜はどんな話になるのだろう、と身を乗り出す人々を前にファラデーは続けて・・・。
装画が変わる前の角川文庫(岩波文庫もあり)
時計の針は一気に進んで、2014年1月24日。東京。お江戸日本橋ではじまって2年半になる「大人の科学バー」は、お酒とお料理の話から始まります。
料理の説明をするスヌ子(右奥)
定番・ディルたっぷり大人のポテサラ、オイスターローフ、いんげんとチーズのトルティージャ、ゆでごぼう赤たまねぎドレッシング、焼きねぎのトリュフ風味、大根ココナッツポタージュ。〆の特製カレーも。お酒は、いつも通り、スパークリングワイン、ビール、赤ワインをたっぷり。ソフトドリンクは、ペリエとジュースいろいろ。
山が燃えとる!
ちょっと落ちついたかな、というタイミングを見計らって、海編のレギュラーゲスト、海の研究者である後藤忠徳さんのトークが始まりました。今回は、前回の続きで、火山噴火と地震の予知の話をぐっと深めていく予定でしたが・・・。
掘削(穴を掘る)のためのやぐらの写真
皆さん、けっこう「穴」がお好きのようで、人類がこれまで一番深く掘った穴の話、かつてアメリカでは、マントルまで掘り抜こうとしたモホール計画があったけれど難しそうなので途中でやめた(でも、同じ時期に有人月面着陸を成功させたアポロ計画は進めた)とか。「生まれ変わったら、深い穴をほっていみたい」という声まで出て(笑)。いま、地球深部探査船「ちきゅう」がマントルまでいずれ掘り抜こうとしているわけですが、楽しみにしているファンは意外と多いのかも。
お料理が完売
火山噴火の予知はかなり正確にできるようになった経緯に続いて、地震の予知の話。日本列島、特に東日本にかかわるプレートの動き、4つのプレートがせめぎあう関東の地下の特殊事情ゆえの研究の困難さのお話へ。一方で、いろいろわかっていることもあり、これまでの研究から、地下5〜15キロの深さで75パーセントの地震は起こるそう。じゃあ、原発の再稼働を許可するとかしないとかで調べている断層調査は意味がないんじゃない? というような質問も出て、一同やや神妙な顔つきに。
深刻な話ほど笑顔で
「そう」と受けた後藤さんは続けて、「原発の周囲は無闇に穴をあけられないから、穴を掘らずに調べる方法を使ったり、あとは『活動度』についてもっと議論されるべきでしょうね」と。地震の予知についても、いまは正確なものは出せないけれど、子どもの世代の次の次、ひ孫の世代には何かしら役立つものが出来るのでは、という長いスパンで研究は続けていく必要がある、とも。その根拠は、
「地球は思っていたより複雑だけど、
思っているほど不規則ではない」
から。地震にしても、気候変動にしても、すでにいろいろな規則性は多く発見されているのは確か。サンプルを増やして、測定の精度を高めて、英知を結集して考えれば、これまで知られていなかった新たな規則性をつかめるのではないか。
「穴」にハマって、本日はこれにておしまい。でも、いいんです。「日々ちょっと気になっていたことを専門家に直接聞けてすっきりした」という声が多く、終了後も遅くまで、お酒を片手に特別講義は続いたのでした。また機会を改めて「断層の正体」に迫っていくことになるのでしょう。
次回は、3月下旬開催予定。どうぞ、お楽しみに!

※活動度:
活断層の活動の活発さの程度。その活断層が長期間にずれを累積してきた平均的な速さにより表される。
 活動度A級の活断層は、1,000年あたりの平均的なずれの量が1 m以上10m未満、
 活動度B級の活断層は、1,000年あたりの平均的なずれの量が10cm以上1 m未満、
 活動度C級の活断層は、1,000年あたりの平均的なずれの量が1 cm以上10cm未満。
 地震調査研究推進本部ホームページより



(H)


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2014年1月21日火曜日

【ルポ】三遊亭遊雀のほろ酔い落語会/第16回キウイ寄席

アツアツ
新春初笑い。今宵は冷えますから、まずは大根粕ポタージュから。お料理は、かまぼこと大根、三つ葉の玉ねぎドレッシング、下仁田ねぎの炊き合わせ、長芋干し海老炒め、蓮根鴨脂きんぴら、トリュフ風味の田づくり、鶏団子と椎茸。すべて、料理はスヌ子担当。
シャキシャキ
ポリポリ
ホクホク
シャクシャク
モグモグ
お酒は、いつもどおりビール、スパークリングワイン、赤ワイン、日本酒をご用意。夕方に神田駅近くの小川酒店に行って、お客様の顔を思い浮かべながら選んだ日本酒がこちら。
燗がオススメ
スッキリ系雄町
新潟では夏でも燗酒
さてお待ちかね、遊雀師匠の一席は、新年から珍しく金沢や岐阜の老舗旅館に呼ばれて行ってきたら・・・という枕に続いて、「熊の皮」。落語は初めてという方から、年間50席を軽く超える勢いの常連さんまで、夫婦のあるある話に大笑い。落語って本当にいいですね。
三遊亭遊雀師匠
20人で遊雀師匠の落語を間近で聴く贅沢な時間のあとは飲み会。今回も、六本木一丁目にある「ゆにおん食堂」のSさんからの差し入れの銘酒2本「アンフィルタード・サケ」「雑賀梅酒」、Kさんからの珍しいお酒「菊盛」、壱岐のお土産の麦焼酎「尋ね鳥」は、もう一人のKさんから。皆さん、おいしいお酒をありがとうございます!
この季節ならでは
贅沢な味
レアもの
オークの新樽で寝かせた逸品
おかみさんテリィ作
栃尾揚げにねぎ味噌は、おかみさんテリィがちょちょっとつくった一品。全員「うまーい! お酒をくださ〜い」。いろいろつまみながら宴は続き、最後はお約束、遊雀師匠の「おーい、みんなそろそろ帰るぞー!」の一言でお開き。そして、三本締め。

パパパン、パパパン、パパパンパン!
パパパン、パパパン、パパパンパン!
はい、もういっちょ!
パパパン、パパパン、パパパンパン!

初笑いで無病息災。笑う門には福来るとも言いますし、皆さまにとってよりよい一年になりますよう、改めてお祈りいたします。


(H)


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