2014年3月22日土曜日

【ルポ】科学バーネイチャー編 vol.4 「北アメリカ湖水地方の旅 ノースウッズの野生動物」

開店準備中
今宵の料理は、お話の舞台である北米湖水地方「ノースウッズ」ゆかりのワイルドライス、ブルーベリーに加えて、ある動物が食べるという海藻にちなんだ料理もご用意。すべて直前にスタジオのキッチンで料理家スヌ子が作ってお出ししています。

ワイルドライスのサラダ、サクサク! ピーナッツバターとブルーベリーのパイ、わかめとうどのサラダ、それから、はんぺんチーズクリーム、たまねぎソース、さらに、ストロベリー・メープルチキン、ほろ苦〜 ふきのとうタプナードパスタと盛り沢山。
お酒は、スパークリングワイン、ビール、赤ワイン。ソフトドリンクは、ペリエ、グレープフルーツジュース、ミネラルウォーターをご用意。
はんぺんとチーズクリーム
ネイチャー編名物ワイルドライス
海藻の秘密は後ほど
大竹さんも絶賛のパイ
苺とチキンは意外なおいしさ
ほろ苦
皆さんのお腹が落ちついた頃を見計らって、自己紹介タイム。お隣や目の前に座っている方同士がお話ししやすくなるのと、ゲストにとっては、どのような皆さんが聴いてらっしゃるのかわかったほうが話しやすくなるのですね。
子鹿ちゃんは寝ているの?
今回は、ゲストの自然写真家、大竹英洋さんのナショナルジオグラフィックの連載を読み込んでいる読者、お話会を主催されている方から、まったく大竹さんを知らずにご友人に誘われたから、という方まで多彩。

北米湖水地方ノースウッズに14年通って撮影を続け、NHK「ワイルドライフ」の案内役も務めた大竹さんですから、“語り部”となって、初めての方にもファンの皆さんも楽しめるトークを展開してくれました。
ノースウッズの語り部
北の大地の四季折々の風景と動物たちの写真は、どれも目を奪われる美しさ。ムービーで上映した、愛らしい母クマと子グマには「かわいすぎる!」の声。満点の星空、揺れ動くオーロラには一同ため息。
揺れ動くオーロラ
静かな時間もあれば、賑やかな時間も。
カリブーの雄を呼び寄せる道具の実演
スタジオに響きわたる「ウォ〜ン、ウォ〜ン、ウォ〜〜〜ン」の声は、現地で、野生オオカミの群れに向けて発した遠吠え。本物である証拠に、大竹さんの遠吠えを聞いて、森に隠れたオオカミが撮影できるほど近距離に現れ、遠吠えを返してきた映像は圧巻。野生のオオカミの姿がこれほど美しいとは!

昨秋、世界一遅い列車に乗って撮影に行ったのは、ホッキョクグマ。ハドソン湾に氷がはって、アザラシが氷の穴から息を吸いに出て来るところを狙って狩りをするシロクマは、氷がはるまで、じーっと待っている。ほとんど何も食べず、何もしないのだけれど、波打ち際にいるときに限って、海藻のヒバマタ(サプリメントとして売られていますね)を口に含んだり、食べているそう。これが今回、海藻サラダを作った理由(ヒバマタではありませんが)

春、夏、秋、冬。そしてまた春が来る。
ノースウッズの四季とそこに棲む動物たちの一年はめぐってゆくのでした。

大竹さんの世界をもっと知りたいという方は、まずはナショナルジオグラッフィックの連載をご覧ください。それからもっと知りたい! と思われた方は、傑作集となった福音館書店「たくさんのふしぎ」シリーズの『ノースウッズの森で』、同シリーズ『森のおく、湖のほとり』はKIWIに在庫があります。

次回は、大竹さんの帰国に合わせて。案内はホームページに掲載します。
どうぞお楽しみに!

(H)

Happiness is always delicious!
ギャラリーキッチンKIWI

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