2020年10月2日金曜日

脇 司著『カタツムリ・ナメクジの愛し方 日本の陸貝図鑑』(ベレ出版)好評発売中!

 

脇 司著『カタツムリ・ナメクジの愛し方 日本の陸貝図鑑』(ベレ出版)

当店の畠山が編集を担当した本、脇 司著『カタツムリ・ナメクジの愛し方 日本の陸貝図鑑』(ベレ出版)が、全国の書店に並んでいます。ぜひ書店で手にとってご覧ください。

もともと、当店がお届けしている「Web科学バー」で人気の脇さんの連載「寄生虫を研究している僕がカタツムリとナメクジについて語りたいときに語ること」(長い!)を読んだ、ベレ出版のN氏より依頼があり、本にしようということに。3人で企画を練るうちに、連載の一部をエッセイとして載せるとともに、図鑑的なページを充実させることにしたのでした。全国に800種いるという陸貝(カタツムリ+ナメクジ)から、脇さんが115種を厳選して写真入りで紹介しています。

さらに、漫画家のべつやくれいさんに本邦初(?)の陸貝飼育マンガを描き下ろしてもらいました。京都で採集されて脇家で飼われているニシキマイマイと、ナメクジの赤ちゃんをクール便でべつやくさんのお宅に送り、1週間ほど実際に飼ってもらったのです。カタツムリを飼ってみたいけど二の足を踏んでいた紳士淑女の皆さまには特に読んでいただきたい。本書でしか読めませんよ。

べつやくさんとはその後、真夏の高尾山へ陸貝探しへ。汗びっしょりになりながらの生き物観察会の様子は、べつやくさんのマンガ「高尾山でカタツムリを探そう」で読めます。今回はじめて知ったのですが、陸貝探しはオールシーズン楽しめます。

高尾山でカタツムリを探そう :: デイリーポータルZ

本書のブックデザインは、『日本列島5億年史』や『マンガで読む発酵の世界』でお世話になった PiDEZA Inc. にお願いしました。手に取るとわかる素敵な本になりました。

植物を世話するときや街中で目にしたカタツムリやナメクジの名前がわかるのはもちろん、そもそもカタツムリもナメクジも海にいるサザエやアワビと仲間だということも知ることができる本書。おすすめです。


#カタツムリ #ナメクジ #陸貝 #ベレ出版 #科学バー

(H)



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