9回目を迎える、KIWIの落語会。
一足早く、今年の最終回です。
今回は、お客様からの差し入れのお酒が6本!
日本酒通がうなる、ラインナップです。
まずは、山口・永山本家酒造場の「貴」。
米から酒まで一貫づくりをしている、
評判の「貴特別純米ひやおろし」。
うまいけれど主張しすぎず、どんな料理にも合う。
「お、うまそうだねえ。ちょっといただこうか」なんて、
遊雀師匠がめずらしく、高座の前に飲んでます。
「貴」を差し入れてくださった、
六本木一丁目の居酒屋「ゆにおん食堂」のS田さんが、
こちらもスゴイと一押しなのが、
福島・宮泉銘醸の「寫楽(しゃらく)」。
肴がいらないうまさ。
こちらも「いただこうかしら」と遊雀師匠。
もう、そろそろ落語を、という時間になっても、
お酒と料理が合うねえなんて話はつづき。
今日のスヌ子の料理がまた、
日本酒の差し入れを予知していたに違いないメニュー。
じゃあ、もう一本あけましょうか、となるのが人情。
こちらは愛媛・成龍酒造の「賀儀屋」。
秋の蔵開きに参加したN村さんが、
酒蔵のおかみさんが漬けた絶品お新香とともに
差し入れてくださったのでした。
すっきりとした飲み口の中に旨味がある。
どんな料理にも合いますね。
「あ、これ先週飲んで、おいしいと思ってたの!」(K崎さん)
いいリアクションも飛び交い、落語はどこへやら。
はい、この笑顔。
ようやく、即席高座にあがった遊雀師匠、
年末に鑑賞&飲み会ツアーを予定している、
池袋演芸場にまつわる、五代目小さん師匠の話や、
地下1階に店があるわけでもないのに演芸場が地下2階にある不思議。
などなど、若手噺家にとってのホームグラウンドに、
一度は行ってみたくなるウラ話が本日のまくら。
落語はおなじみ「寝床」。
この顔!
義太夫好きの旦那に問いつめられて番頭が苦しむ場面。
料理やお酒を目の前にして聴くと、
噺のなかの義太夫の会にいるようで、
臨場感が増したよう。
今年最後のKIWI落語会ということで、
和装がお似合いのK岡さんとK藤さんが差し入れてくださったのが、
国産スパークリングワイン「ルミエールぺティヤン」のマグナム!
明治創業、皇室御用達のワイナリー・ルミエールの逸品です。
これがまた、おそうざい系の料理に合う。
ここまで来て、ようやくKIWIが用意した日本酒に到達。
左から2番目の「七田(しちだ)」。
佐賀の天山酒造が注目されるきっかけとなった純米酒。
米の味がくっきりとして、飲み口はすっきり。
「どれどれ」と遊雀師匠が近寄ってきましたよ。
すすめてくれたK崎さんに感謝。
と、ここで終わらないのが、KIWIならではでしょうか。
ご実家の宮崎から戻られる途中に立ち寄られた、
O川さんの鞄の中にあった芋焼酎「吉助」。
芋焼酎ブームを牽引した霧島酒造の高級ライン。
ご自宅用のお土産だったと思うのですが、
「飲む? じゃあだしましょう」(O川さん)
これをまた、だし割りにするという贅沢さ。
「初めて! おいしいー!」
「これはいいね」と大好評。
遊雀師匠も「あったまるね」なんて言いながら飲んでます。
本当においしい。
真の酒飲みは、〆に甘いものを食べるそうですが、
本日は、千駄木にある一炉庵のもなか。
近くの大学にお勤めのK口さんの差し入れです。
香ばしいさくさくの皮と、
甘さ控え目の粒あんの相性が絶妙。洗練された甘味。
「あ、これは持って帰りますから」と遊雀師匠。
気に入ったんでしょう。
皆さまにおいしいお酒とお菓子を差し入れていただき、
「ようやく会の主旨がわかってきたようですね」(遊雀師匠)、
というのは冗談としても、おいしいものを、
皆さんといっしょに飲み、食べ、大いに笑い、
なんともいい会になりました。
今年も一年ありがとうございました。
いつも和装で会の雰囲気をぐっと盛り上げてくださる、
M子さんのルポはこちら▷▷▷
池袋落語&飲み会ツアーは年末を予定しています。
近日中に日程をお知らせいたしますので、お楽しみに。
(H)
Happiness is always delicious!
ギャラリーキッチンKIWI
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