2013年3月12日火曜日

NEW弁松の「ナミロク」


日本で最初の弁当屋、
日本橋弁松の並六弁当(通称ナミロク)。
998円也。



昼、弁当を買いに、弁松総本店へ。
ウグイス通り沿いに移転したばかりで、
なんともめでたい雰囲気。
祝い花には、
歌舞伎役者のお名前も見える。

「お花屋さんかい?」
「いえいえ、弁当屋です」

こんなやりとりもあって、
お江戸にタイムスリップした気分に。

聞くところによると、
このあたりはもともと魚河岸で、
弁松が仕出しの店を開いた縁の場所。
なので「戻ってきた」感覚だそう。

もとのビルはこちら。
行きしなに撮った写真をよく見ると、文字看板がない。
何者かによって取り去られている。
旧店舗と新店舗では、文字の間隔が違うので、
「新調したもの」と思いきや、
もしかすると、弁松みずから取り外し、
旧店舗のものを磨いて新店舗で使っているのだろうか。
謎だ(と言うほどでもないか)
こんど聞いてみよう。

さて、この日、目当ての魚河岸弁当(600円)は売切。
冒頭の弁松一押し並六(ナミロク)は
名前は「並み」なれど、経木入りでほぼ1000円。

高いような、
いや、考えようでは、
丁寧な接客と、ここならではの味、
雰囲気も加味すれば高くはない。
むしろ安いぐらいだ。

でも、次回から
もう少し早めに買いに行こう。

(H)

Happiness is always delicious
ギャラリーキッチンKIWI

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