日本で最初の弁当屋、
日本橋弁松の並六弁当(通称ナミロク)。
998円也。
昼、弁当を買いに、弁松総本店へ。
ウグイス通り沿いに移転したばかりで、
なんともめでたい雰囲気。
祝い花には、
歌舞伎役者のお名前も見える。
「お花屋さんかい?」
「いえいえ、弁当屋です」
こんなやりとりもあって、
お江戸にタイムスリップした気分に。
聞くところによると、
このあたりはもともと魚河岸で、
弁松が仕出しの店を開いた縁の場所。
なので「戻ってきた」感覚だそう。
もとのビルはこちら。
行きしなに撮った写真をよく見ると、文字看板がない。
何者かによって取り去られている。
旧店舗と新店舗では、文字の間隔が違うので、
「新調したもの」と思いきや、
もしかすると、弁松みずから取り外し、
旧店舗のものを磨いて新店舗で使っているのだろうか。
謎だ(と言うほどでもないか)。
こんど聞いてみよう。
こんど聞いてみよう。
さて、この日、目当ての魚河岸弁当(600円)は売切。
冒頭の弁松一押し並六(ナミロク)は
名前は「並み」なれど、経木入りでほぼ1000円。
高いような、
いや、考えようでは、
丁寧な接客と、ここならではの味、
雰囲気も加味すれば高くはない。
むしろ安いぐらいだ。
でも、次回から
もう少し早めに買いに行こう。
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