2013年12月16日月曜日

【ご近所さん】たいめいけん

レモンとマヨネーズ添え
隙あらば牡蠣を食べている今日この頃。ご存知、洋食の老舗「たいめいけん」の牡蠣フライはどんなもんかなと、並ばなくてもいい時間帯にたまたま店の前を通ったので食べてみることに。レモンを搾って塩で一つ食べ、あとは海原雄山のごとく「醤油を」。せっかく添えてあるので醤油とマヨネーズ(漁師風?)を試したりしながらおいしくいただきました。
どちらも50円
順序が逆になりますが、牡蠣フライの前にはお約束のボルシチとコールスローをオーダー。付け合わせにもコールスローがあったので「野菜を多めに摂るのはいいこと」と言い聞かせながら完食。サービス価格のボルシチは自動的に頼んでしまう一品です。
伊丹十三考案「タンポポオムライス」
多くの方が注文しているのがこちら、伊丹十三考案のタンポポオムライス。フォークとナイフでパセリを皿の端にやって、返す刀(ナイフ)ですーっとオムレツを切り開いてから食べるよう給仕の方から指導を受けるのですが、ほかの食べ方のほうがおいしいんじゃないかと(最後のほうになると味が同じで飽きちゃいませんか?)
選挙の話ほか極上の世間噺が一冊に!
伊丹十三の映画「タンポポ」の取材で、プレーンオムレツの作り方を指導したのが、たいめいけんのご主人。初代か2代目かわからないのですが、いまの3代目ではないでしょう。昨今はやりの100文字レシピなんてちゃんちゃら可笑しい、というかわからないでしょ本当のところは! と思ってしまうのは、この本の中にあるオムレツの作り方を何度も読んで、いつも感動しているから。とにかく文章が長い! 写真がない! こちらも最高に親切だとは思いませんが、先達の心構えと技術の両方を余すところなく伝えたいという作者の心意気に打たれるのです。

(H)

Happiness is always delicious!
ギャラリーキッチンKIWI

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